クマが手押し車で日向ぼっこ!? メンフィス動物園の癒し動画が話題

海外動物ニュース
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動物好きの元飼育員、ぬんピヨです!

世界では毎日のように「えっ、そんなことあるの!?」と驚く動物ニュースが生まれています。

でも、「情報が断片的でよく分からない…」「もっと動物に詳しい人が解説してくれたら…」と思ったことはありませんか?

そこで、飼育員時代に培った経験と知識を活かし、海外で話題になっているペットや動物の面白い出来事を

  • 「なるべく簡単に見どころを」
  • 「飼育員の目線から分かりやすく」

を背景を交えて解説します。

読めばきっと「それ知ってる!」と周りに話したくなる動物トークが増えるはず。
では早速、今週の海外おもしろペットニュースを見ていきましょう!

メンフィス動物園で撮影された「くつろぎクマ」

メンフィス動物園の20歳の黒ヒグマ、

(名前)River

が遊び用に置かれていた黄色い手押し車をひっくり返し、まるで自分専用の椅子のように使って日光浴を楽しむ姿がSNSでバズりました。

体重519ポンド(約235kg)ながら、そのリラックスっぷりに多くの人の心が癒されています。


実際の様子はこちら→メンフィス動物園の公式Instagram

手押し車を椅子に!? 驚きの行動

飼育エリア内に置かれていた黄色い手押し車を見つけると、何を思ったのかそれをひっくり返し、ハンドル部分を背もたれのようにして腰を下ろしました

元から好奇心旺盛な性格だがこのような行動を起こしたのははじめてだそう。

ぬんピヨ
ぬんピヨ

今回の出来事は飼育員をしていたぬんピヨもはじめて見たよ!

519ポンドの体格とおっとり性格のギャップ

Riverは体重519ポンド(約235キロ)というまさに「森の巨人」クラスの大きさ。

その堂々たる体格からは力強く迫力のあるイメージを抱きがちですが、実際の性格はとても穏やかでのんびり屋。

今回の手押し車チェアも勢いよく飛び乗るわけではなく、

慎重に腰を下ろし、まるで午後のティータイムを楽しむかのように静かに座っていました

動画がバズった理由は「意外性」と「癒し効果」

体重235キロの大きなクマが手押し車を椅子のように使ってしまう
という

  • 誰も予想できないシチュエーションの「意外性」

攻撃的な素振りは一切見せず、平和でのんびりした雰囲気で

  • 忙しい日常を送る視聴者の心を和ませた「癒し効果」

この2つがSNSとの相性の良さも重なり、動画は数日で数百万回再生され世界中から注目が集まりバズる理由となりました。

元飼育員の視点:動物の遊び心から学べること

動物園で暮らす動物たちは、野生のように

「自由に歩き回る」
「獲物を追いかける」

ことはできません。

そのため「どうやって退屈しないようにするか」がとても大切です!
この「退屈しない工夫」のことを、専門的には

環境エンリッチメント

と呼びます。

聞き慣れない言葉ですが、簡単に言えば

動物がただごはんを食べて眠るだけではなく、毎日を楽しく健康に過ごせるようにするための遊びや仕掛けのこと

のことです。

飼育環境と環境エンリッチメント

例えば…

  • エサを箱の中に隠して探させる
  • 匂いや音で刺激を与える
  • 今回のように、新しい道具(手押し車など)を置いてみる

こうした工夫は、動物の好奇心や運動量を保ちストレスを減らす効果があります。

Riverが手押し車を見つけて椅子代わりにしたのも、
もしかすると「面白いもの発見!」というエンリッチメントの成果かもしれません。

野生の迫力を持ちながら、のんびりと日光浴するRiverの姿は、
環境が整えば、動物はこんなに穏やかになれる」という良いお手本ですね♪

まとめ:豊かな環境で暮らしている証!

まとめです

手押し車をひっくり返して椅子代わりにし、のんびり日向ぼっこを楽しむ黒ヒグマのRiver。
その意外な行動は、見る人の心をほっこりさせ、世界中で話題となりました。

今回の様子は、単なる「かわいい瞬間」

にとどまらず、

動物たちが豊かな環境で暮らしている証

でもあります。

動物は毎日新しい発見や楽しみを見つけられ、ストレスの少ない生活を送ることができるのです。

もし動物園に行く機会があれば、ぜひ

「動物がどんな工夫やおもちゃを使っているか」

にも注目してみてください。

そこには、飼育員たちの愛情と知恵がたくさん詰まっていますよ♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!

参考・出典

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