モニターパネルでオイル点検!?大型トラックのエンジンオイル今さら聞けない点検の仕方を解説

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こんにちは、ぬんピヨです。

月に一回行っているトラックの定期点検。点検してるときにふとおもったのですが、「定期点検時、ながら作業でボーーっとしながら点検している事が増えたよなぁ。もう一度初心に戻って丁寧に点検をやってみるか!」と思いエンジンオイルの点検を実施。

ここでは2種類のトラックのエンジンオイルの点検の様子とその感想を書いていきます。
※点検しているトラックは全て現行モデルです、型の違いで点検方法が異なる場合がございますのでご注意下さい。

そもそもなぜオイルの点検が必要??

車と同様にエンジン内部の部品の摩擦を軽減したり、オーバーヒートを防ぐための冷却作用やエンジン内部が汚れないよう洗浄機能の役割をしています。トラックは特に長距離の運転や重量物を運ぶためオイルの劣化が早いので定期的なエンジンオイル点検が必要になってきます。

エンジンオイルの点検

点検の手順は以下の通りです

この手順でやってもらえれば初めてする方も問題ないです!
そして確認する内容ですが

色と粘度の確認

飴色のような透明がかっている茶色であればOK。黒色であれば変色しているためオイル交換しましょう。
またオイルは少しとろみのような粘り気があるため、粘り気が無く水のようにシャバシャバしていればそれも交換時期の可能性が高いです。

量の確認

オイルレベルゲージに上下で2箇所(上F・下L)線があり、その線の間にエンジンオイルが付着していれば規定量なため補充等は必要なしです。もし不足している場合は補充しましょう。

日野トラックでの点検の場合

実際に点検している様子を見ていきます

1 ボンネットを開ける

2 オイルキャップを開け、オイルレベルゲージをエンジンルーム内から取り出す

(※赤く丸で囲っている箇所にオイルレベルゲージがあります)

3 注入口からオイルレベルゲージを奥まで差し込み、引き戻す

4 色やオイル量を確認する

5 タオルやウエス、ペーパータオルで付着したオイルを拭き取る

6 オイルレベルゲージ、オイルキャップ、ボンネットを元の状態に戻す

ふそうトラックの点検の場合

ふそうのトラックも同様にボンネットを開けて確認してみると…
はい、なんとオイルレベルゲージも注入口もありません…

実は現行モデルのふそうトラックは外からオイル点検はできないんですよね。

ですので、室内のモニターパネルから確認して点検を行うことになります。

パネルでの点検手順

パネルのエンジンアイコンまでカーソルを移動させ5分ほど待つ

↓オイルレベルOKと表記がでてくれば適正値であることが分かる

ー 注意点 ー
  • オイルが何L入っているか、また色の識別は判断することができない
  • エンジンがかかっている状態だと計測がそもそもされない
  • オイルが何L入っているか、また色の識別は判断することができない

もしオイルの量が多ければ多い、少なければ不足と表示されます。

点検結果

日野トラックでは上の写真でも分かる通り、オイル量は問題無しでしたがオイルの色が黒くオイル交換が必要な状態でした。また、ふそうトラックではモニターパネルによりオイル量が問題無いという事が定期点検により分かりました。

まとめ

2種類のトラックの点検を終えてオイルの定期点検はとても大切な事だと再認識。
オイルの劣化が早くすぐ色が黒くなったり、オイルの量も冬場であってもかなり量が減っていたりするので是非とも確認を怠らず皆さんも点検してみましょう!
また、現行モデルのふそうトラックはエンジンオイルの確認はモニターパネルを見てチェックと覚えておきましょう、今後役に立つかもしれません♪ ではでは!

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